#2 栄養と身体の関係
栄養と身体の関係
動物の体は、摂取するものによって身体の構築が変化していきます。牛や豚といった普段食べている物も食べ物によって肉の質が変わったりしています。一番わかりやすいもので言えば鶏の卵です。
鶏の卵は「白色」と「茶色」がよく出回っていますがそれはエサの種類によって色が変わってきます。
それは人間の体にも当てはまってきます。
人間の体は前回(#1)の記事にもあげたように「炭水化物」「脂質」「タンパク質」で構成されています。
身体のエネルギーとなる「炭水化物」は摂り過ぎてしまうとエネルギーが使われずに「肥満」の原因にもつながります。
「タンパク質」は体を作る中でも一番重要なものだと言われています。
「タンパク質」は「筋肉」「皮膚」「骨」「爪」「歯」「髪の毛」「血液」「酵素」「ホルモン」を体で作り機能させるために必要な基本の栄養です。
「タンパク質」は体内で貯蔵することができないので毎日欠かさず摂取する必要がある栄養素になります。
なので、体にダメージを負うような練習、筋トレ後に「タンパク質」(protein)を摂取している人が多いのは貯蔵している「タンパク質」が壊されるので、回復させる為の手段として糖質と一緒に摂取しています。
練習後に「糖質」を摂ることによってグリコーゲンを回復し筋タンパクの分解を制御します。
僕自身年に2回の血液検査を行いタンパク質の不足量をチェックし「タンパク質」を意識して摂取することにより貧血だったのが改善し身体の調子も整い走りにも大きく影響しました。貧血は鉄不足とよく言われますが、血液を作り出し貯蔵しているのは「タンパク質」なのでタンパク質をしっかり意識するだけでも生活や競技は大きく変化してくることが実感できています。
「炭水化物」も1日の運動量に合わせ摂取することによって体型や体重の維持にも繋がってきます。